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ありふれた金庫

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あらすじ

ほぼ百文字で完結する短い小説を集めたコレクション「シリーズ百字劇場」。本作『ありふれた金庫』には、著者自ら厳選した、SFとしてくくられる200の物語を収録。
「おれ、灯台になったんだ、と彼。ある夜、異星人が訪ねてきて、ここに灯台が必要なのでなってもらえないか、と頼まれたという。地球人には見えない光だが、彼の放つ光は星の海を照らして異星の船を導いているらしい。」
読み始めたらすぐ終わる、わずか100字で描かれるミニマルかつ壮大な世界。
解説 芥川賞作家の高山羽根子。カバーイラスト 和田ラヂヲ。

著者紹介

1962年、兵庫県生まれ。
1992年、デビュー作『昔、火星のあった場所』で第4回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞、『天動説』で第1回桂雀三郎新作落語〈やぐら杯〉最優秀賞を受賞。2001年には『かめくん』で第22回日本SF大賞を受賞。『どーなつ』『北野勇作どうぶつ図鑑』『どろんころんど』『きつねのつき』『カメリ』『レイコちゃんと蒲鉾工場』ほか著書多数。
ライフワークとも言える【ほぼ百字小説】は、Twitterで毎日発表され続けており、その数は4000を超える。

シリーズ名 シリーズ百字劇場
発行年月 2023年3月
本体価格 ¥1,100
サイズ・版型 文庫(105×148)
ページ数 208ページ
内カラーページ数 ---
ISBNコード 9784910710082
ジャンル 文芸・文庫 > SF
映像化・
メディアミックス実績
なし
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