ネコノス合同会社 お気に入り
納戸のスナイパー
あらすじ
ほぼ百文字で完結する短い小説を集めたコレクション「シリーズ百字劇場」。本作『納戸のスナイパー』には、著者自ら厳選した狐や狸がひとを化かすことがあり得る世界で繰り広げられる物語200篇を収録。
「狸が投票所に入って来たが、すぐに見破られて追い返される。また来てまた見破られ追い返され、でもまだ来る。あまりにしつこいので投票させてやる。どうせ木の葉の無効票。まあ狸なりに危機感を覚えているのだろう。」
読み始めたら化かされる、100文字が紡ぎ出す人と人でないものの境界線。
解説 上田航平(ゾフィー)。カバーイラスト 和田ラヂヲ。
著者紹介
1962年、兵庫県生まれ。
1992年、デビュー作『昔、火星のあった場所』で第4回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞、『天動説』で第1回桂雀三郎新作落語〈やぐら杯〉最優秀賞を受賞。2001年には『かめくん』で第22回日本SF大賞を受賞。『どーなつ』『北野勇作どうぶつ図鑑』『どろんころんど』『きつねのつき』『カメリ』『レイコちゃんと蒲鉾工場』ほか著書多数。
ライフワークとも言える【ほぼ百字小説】は、Twitterで毎日発表され続けており、その数は4000を超える。
シリーズ名 | シリーズ百字劇場 |
---|---|
発行年月 | 2023年4月 |
本体価格 | ¥1,100 |
サイズ・版型 | 文庫(105×148) |
ページ数 | 208ページ |
内カラーページ数 | --- |
ISBNコード | 9784910710099 |
ジャンル | 文芸・文庫 > SF |
映像化・ メディアミックス実績 |
なし |