あらすじ

傷みにくくするためにしっかりとした味つけであること。冷たい状態で食べても満足感があること。そして簡単でおいしいこと。「作りおき」のおかずに求められるこれらの条件は、実はお弁当のおかずや、おつまみとも共通するところが多くあります。作っておけば「1人3役」で活躍してくれるのです。
本書では、特にお弁当やおつまみへの転用を意識して、できるだけ汁けが少なく、はっきりとした味つけの「作りおき」を集めました。また、季節ごとのお弁当の作例や、お酒とのペアリングの提案も掲載。365日、あらゆるシーンで活躍してくれることでしょう。
＜もくじ＞【春】春キャベツの粒マスタードマリネ／春キャベツと豚しゃぶのねぎだれあえ／春キャベツとささみの和風ナムル／新じゃがのみそ煮っころがし／新じゃがの梅おかかあえ／新じゃがと豚肉のオイスター炒め／ひらひらキャロットラぺ／春にんじんのタイ風なます／新玉ねぎ、桜えび、そら豆のかき揚げ／新玉ねぎとローリエのフライパンロースト／ツナマヨごぼう／春ごぼうと豚肉の炒り煮／たけのこと鶏肉のバター照り焼き／たけのこののり塩焼き／セロリとちくわのきんぴら／スナップえんどうのチーズペッパーあえ【夏】ミニトマトのレモンシロップ漬け／ミニトマトのゆずこしょうマリネ／なすのみそそぼろ／なすの中華風マリネ／ズッキーニのピカタ／ズッキーニのピリ辛肉巻き／ゴーヤーと厚揚げのおかか炒め／ゴーヤーの塩昆布あえ／ゴーヤーの肉詰め焼き／焼きとうもろこし／とうもろこしのチーズはんぺん焼き／オクラとさやいんげんのごまあえ／オクラとえびのサブジ風／ピーマンのごま塩きんぴら／きゅうりの酢漬け／梅じそチキンナゲット／薬味と豚肉の春巻き【秋】かぼちゃのチーズサラダ／かぼちゃの素揚げと鶏肉のごまみそから揚げ／さつまいものはちみつ塩バター／さつまいもとミックスビーンズの粒マスタードあえ ／さつまいもの黒酢酢豚／里いもと豚肉の梅煮／里いもとハムのマッシュサラダ／たたき長いもの磯辺揚げ／青梗菜ともやしのザーサイあえ／れんこんつくね／れんこんの竜田揚げ／れんこんと豆苗の明太子炒め／鮭のハーブフライ／鮭とじゃがいものバターポン酢炒め／しいたけとにんじんのプルコギ風／焼ききのこのオイルマリネ／甘辛きのこ煮／しいたけとこんにゃくのしょうが煮【冬】かぶの赤しそあえ／かぶの皮と葉のおかかじょうゆ炒め／かぶと鶏胸肉のゆずこしょうマヨ炒め／ラーパーツァイ／白菜の和風コールスロー／大根もち／塩もみ大根と豚肉の高菜炒め／焼き鳥風／焼き長ねぎのマリネ／ブロッコリーののり塩焼き／カリフラワーとベーコンのパセリ炒め／ほうれん草と油揚げのしょうがじょうゆあえ／スペイン風オムレツ／小松菜と豚しゃぶの黒ごま山椒あえ／春菊のくるみみそあえ／さばの塩レモン焼き／ぶりの竜田揚げ【いつでも】甘い卵焼き／しらすとあおさの卵焼き／味玉／エスニック味玉／和風ピクルス／野菜の焼き浸し／野菜とベーコンのオイル蒸し／青菜のお浸し／厚揚げの甘辛煮／厚揚げの青じそベーコン巻き／鶏ひき肉のごまみそ焼き／豚肉と豆苗のソースお焼き

著者紹介

料理家、きき酒師。料理家のアシスタントを務めたのち、東京と京都の日本料理店で板前として働き、研鑽を積む。独立後は料理家として雑誌や書籍を中心に活動。和食をベースとした、簡単でおいしい家庭料理のレシピが好評を博し、活躍の場を広げている。きき酒師（「きき」は、口偏に利）の資格を持ち、日本酒への造詣も深い。 著書に『“だし”を使わなくてもおいしい煮もの』（主婦と生活社）、『温故知新 和食つまみ』（成美堂出版）、『ひとり分から作れる！ 2品献立でかんたん和食』（グラフィック社）がある。