講談社 お気に入り
母という呪縛 娘という牢獄
齊藤彩
あらすじ
2018年3月、滋賀・守山市野洲川の河川敷で、両手、両足、頭部を切断された
体幹部だけの遺体が発見された。
遺体は激しく腐敗しており、人間のものか動物のものかさえ判別が難しかっ
たが、その後の捜査で近所に住む58歳の女性のものと判明する。
女性は20年以上前に夫と別居し、31歳の娘と二人暮らしで、進学校出身の娘は
医学部合格を目指して9年間もの浪人生活を経験していた。
警察は6月、死体遺棄容疑で娘を逮捕する。いったい二人の間に何があった
のかーー。司法記者出身のライターが、獄中の娘と交わした膨大な量の往復書
簡をもとにつづる、渾身のノンフィクション。
著者紹介
1995年東京生まれ。2018年3月北海道大学理学部地球惑星科学科卒業後、共同通信社入社。
新潟支局を経て、大阪支社編集局社会部で司法担当記者。2021年末退職。本書がはじめての著作となる。
シリーズ名 | --- |
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発行年月 | 2022年12月 |
本体価格 | ¥1,800 |
サイズ・版型 | 四六判(127×188) |
ページ数 | 288ページ |
内カラーページ数 | --- |
ISBNコード | 978-4-06-530679-6 |
ジャンル | 人文・教養・教育 > ノンフィクション・ドキュメンタリー |
映像化・ メディアミックス実績 |
なし |