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構築された仏教思想 ゴータマ・ブッダ―縁起という「苦の生滅システム」の源泉
あらすじ
一般に理解されている〈ゴータマ・ブッダは縁起を説いた〉という認識を、古層経典の精読により再検討する。
その上で、縁起説はブッダを源泉としながらもそこに仏弟子たちの知見が上書きされて打ち立てられたものであり、また初期の縁起説は「存在の相互依存関係」(網の目の譬喩)ではなく「現象の空間的関係」を説くものであるとの見解を提示する。
十二支縁起(十二因縁)に代表される縁起説の「型」の形成。
著者紹介
並川 孝儀(ナミカワ タカヨシ)
1947年(昭和22年)、京都府に生まれる。佛教大学大学院文学研究科仏教学専攻博士課程満期退学。博士(文学・佛教大学)。専攻は原始仏教・アビダルマ(部派)仏教。インドのジャワハルラル・ネルー大学客員教授などを経て、佛教大学文学部教授。
シリーズ名 | 構築された仏教思想 |
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発行年月 | 2010年10月 |
本体価格 | ¥1,400 |
サイズ・版型 | B6判(128×182) |
ページ数 | 128ページ |
内カラーページ数 | --- |
ISBNコード | 9784333024674 |
ジャンル | 人文・教養・教育 > 文化・宗教 |
映像化・ メディアミックス実績 |
なし |