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構築された仏教思想 ツォンカパー悟りへの道―三乗から真の一乗へ
あらすじ
本書の主人公ツォンカパは仏教を、本来の釈尊によって説かれた悟りへの一本道へと再構築し、現在も世界中で信仰を集めるチベット仏教の基礎を作ったのだといえます。主著『菩提道次第論』を著し、仏教のあらゆる教説は行者が凡夫から悟りへと至る修行の道程として統合されるとする「ラムリム」(修行の道程)の思想によってチベット仏教教学を大成しました。ツォンカパの生涯を辿りながら壮大にして緻密な仏教教義体系に触れつつ、入門者にも理解できるように幅広い視野でつづられています。
著者紹介
1971年 大分県生まれ。東北大学大学院文学研究科文化科学専攻インド学仏教史学専修博士後期課程単位習得済み退学。専門はインド・チベット密教。現在、種智院大学人文学部教授。臨床密教センター長。仁和伝法所研究員、真言宗御室派神護寺副住職。著書に『真言・陀羅尼・梵字:その基礎と実践』、『空海と真言宗がわかる本』(共著 大法輪閣)等。
シリーズ名 | 構築された仏教思想 |
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発行年月 | 2021年3月 |
本体価格 | ¥1,700 |
サイズ・版型 | B6判(128×182) |
ページ数 | 236ページ |
内カラーページ数 | --- |
ISBNコード | 9784333028443 |
ジャンル | 人文・教養・教育 > 文化・宗教 |
映像化・ メディアミックス実績 |
なし |