佼成出版社 お気に入り
観音経奇蹟の経典
ひろさちや
あらすじ
1982年(昭和57年)に大蔵出版から刊行されたもの。復刊シリーズ「ひろさちや仏教名作選1~3」と並ぶ、これも名著復刊といっていい。『観音経』は、「諸経の王」と呼ばれる『法華経』の一部『妙法蓮華経』の第二十五品(第二十五章)、「観世音菩薩普門品」をとりだして独立させたもの。釈尊が、観音さまの名前のゆえんを説明し、観音さまがわれわれ衆生をそのさまざまな苦難から救ってくださり、また衆生救済の方便のために観音さまが三十三の変化身をとられることを解き明かしている経典。『般若心経』と並んで広く親しまれている『観音経』が、筆者の手にかかると見ごとに現代に生き返り、無類の面白さと深い真理の世界を見せる。新鮮な発想とやさしい文体で、『観音経』理解のための絶好の入門書とも言えましょう。
著者紹介
1936年、大阪市に生まれる。東京大学文学部印度哲学科卒業、同大学院人文科学研究科印度哲学専攻博士課程修了。1965年から20年間、気象大学校教授をつとめる。退職後、仏教の解説書から、仏教的な生き方を綴るエッセイまで幅広く執筆するとともに、全国各地で講演活動をおこなう。2022年(令和4年)、逝去。おもな著書に『仏教の歴史(全十巻)』(春秋社)、『観音経 奇蹟の経典』(大蔵出版)、『お念仏とは何か』(新潮選書)、『〈法華経〉の世界』(佼成出版社)などがある。
シリーズ名 | --- |
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発行年月 | 2023年2月 |
本体価格 | ¥1,800 |
サイズ・版型 | 四六判(127×188) |
ページ数 | 232ページ |
内カラーページ数 | --- |
ISBNコード | 9784333028863 |
ジャンル | 人文・教養・教育 > 文化・宗教 |
映像化・ メディアミックス実績 |
なし |