あらすじ

古典落語をひもとけば、ほとけの教えが見えてくる――時代を超えて受け継がれる上方噺の世界から、お釈迦さまの教えをやさしく読みとく一冊。プロの落語家＋現役尼僧という経歴を持つ著者の、書き下ろし笑話集。落語と仏教はイコールだ！　あなたも読んで笑って悟れる……かも。

プロの落語家＋尼さんという露の団姫ならではの、面白くてためになる一冊。落語と仏教の共通点に思わず納得。仏教のエッセンスを知りたい方、上方落語を楽しみたい方に超オススメ！！

著者紹介

1986年生まれ。上方落語協会所属。幼い頃からテレビや舞台の子役俳優として活躍する。高校卒業を機に「究極のひとり芝居」である噺家になるため、露の団四郎に入門。大師匠である二代目・露の五郎兵衛宅にて住み込みの内弟子修行を積む。2011年、繁昌亭輝き賞(新人賞)を過去最年少で受賞。日本全国年間250席以上の口演をつとめ、海外公演も好評を博す。2011年、比叡山延暦寺で出家し、正式に天台宗の僧侶となる(法名:春香)。プロの落語家として、尼僧として、高座をはじめテレビ「ぶっちゃけ寺」にも出演。創作仏教落語にも取り組む。川柳、日本酒の利き酒師など多彩な特技も。夫は太神楽曲芸師の豊来家大治朗氏。私生活では育児に奔走中！