あらすじ

ある日、順一は念願の人型ロボットを手に入れます。見た目はやさしそうなおじいちゃん。ですが、動き出したそのおじいちゃんロボットは、昔カタギで厳しい「師匠」のようでした。順一はロボットを返品しようとしますが、次第にその人柄にひかれはじめ……。これが記念すべきデビュー作となる南田幹太氏による、「生活習慣の大切さ」を描いた作品です。

著者紹介

1963年、東京都生まれ。法政大学経営学部卒業、米国セントマイケルズカレッジ大学院MSA修了。外資系金融機関や新聞社勤務を経て、夢だった児童文学の執筆に五十代から挑戦。第14回北日本児童文学賞で優秀賞、第18回日本児童文学者協会・長編児童文学新人賞で佳作を受賞。日本児童文学者協会会員。「新鷹会」会員、「牛」同人。本書がデビュー作となる。合気道四段、甲源一刀流目録。/愛媛県生まれ。主な作画作品に『レンタルロボット』（作・滝井幸代／学研プラス）、『よろしくパンダ広告社』（作・真部香代／学研プラス）、「おたすけ屋助太のぼうけん」シリーズ（作・あんずゆき／フレーベル館）、「からくり探偵団」シリーズ（作・藤江じゅん／KADOKAWA）などがある。