佼成出版社 お気に入り
金子みすゞのこころ
あらすじ
すべてのものに“深く、やさしいまなざし”をなげかけ“共生”をうたった金子みすゞの世界を、6人の執筆者がみずみずしい視点で語っています。A5判変型(148×188)
著者紹介
矢崎節夫(やざき せつお)
童謡詩人。 大学在籍中に佐藤義美、まど・みちおに師事。金子みすゞの作品に衝撃を受け、512編の作品を『金子みすゞ全集』として世に出す。
里中 満智子(さとなか まちこ)
1956年、福島県に生まれる。慶應義塾大学文学部中国文学科卒業。 さまざまな仕事を経験したのち、1983年、京都の天龍寺専門禅堂に入門する。 1986年より福島県三春の福聚寺副住職となり、2008年より住職を務める。 僧職のかたわら執筆活動を続け、2000年のデビュー作『水の舳先』(新潮社)が芥川賞候補となり、翌2001年『中陰の花』で同賞をじ受賞する。 著書は、小説に『阿修羅』『アブラクサスの祭』『化蝶散華』『アミターバ――無量光明』『リーラ――神の庭の遊戯』(以上、新潮社)、『御開帳綺譚』『龍の棲む家』(共に文藝春秋)、『阿修羅』(講談社)等があり、エッセイや仏教書に『日本的』、『無常という力』、『お坊さんだって悩んでる』(文春新書)、『慈悲をめぐる心象スケッチ』(講談社)、『禅語遊心』(筑摩書房)、『禅的生活』『死んだらどうなるの?』『現代語訳般若心経』(以上、ちくま新書)、『荘子と遊ぶ』(筑摩選書)、『地蔵のこころ 日本人のちから』、『四季の公案』(佼成出版社)、共著に『現代と仏教――いま、仏教が問うもの、問われるもの――』(佼成出版社)などがある。
玄侑宗久(げんゆう そうきゅう)
1956年、福島県に生まれる。慶應義塾大学文学部中国文学科卒業。さまざまな仕事を経験したのち、1983年、京都の天龍寺専門禅堂に入門する。1986年より福島県三春の福聚寺副住職となり、2008年より住職を務める。僧職のかたわら執筆活動を続け、2000年のデビュー作『水の舳先』(新潮社)が芥川賞候補となり、翌2001年『中陰の花』で同賞をじ受賞する。著書は、小説に『阿修羅』『アブラクサスの祭』『化蝶散華』『アミターバ――無量光明』『リーラ――神の庭の遊戯』(以上、新潮社)、『御開帳綺譚』『龍の棲む家』(共に文藝春秋)、『阿修羅』(講談社)等があり、エッセイや仏教書に『日本的』、『無常という力』、『お坊さんだって悩んでる』(文春新書)、『慈悲をめぐる心象スケッチ』(講談社)、『禅語遊心』(筑摩書房)、『禅的生活』『死んだらどうなるの?』『現代語訳般若心経』(以上、ちくま新書)、『荘子と遊ぶ』(筑摩選書)、『地蔵のこころ 日本人のちから』『同時代禅僧対談 <問い>の問答』(佼成出版社)ほか多数ある。
荒了寛(あら りょうかん)
1928年福島県生まれ。
10歳で得度。大正大学大学院博士課程修了。
73年より天台宗ハワイ開教総長。ハワイ及び米国本土への布教、日本文化の浸透、日米の友好関係づくりに貢献。
その功績により2011年外務大臣表彰を受賞。
独自の画法による仏画と心にしみる人生訓は、国内外を問わず高い人気がある。
片岡 鶴太郎(かたおか つるたろう)
1954年東京西日暮里出身の芸術家。役者として高校卒業後に片岡鶴八に弟子入りし、三年後の東宝名人会、浅草演芸場出演を皮切りに多彩なキャラクターを演じて広範な人気を獲得。日本アカデミー賞最優秀助演男優賞などの数々の賞を受賞している。同時に、芸術家としても頭角を現し、「書の芥川賞」とも称される「手島右卿賞」を受賞。画家としては毎年新作の個展を開催し、2015年には第10回手島右卿賞を受賞。その他、ヨガマスターとしての資格も保持し、ヨガの普及活動にも尽力している。
酒井 大岳(さかい だいがく)
1935年群馬県生まれの曹洞宗の僧侶であり、作家。駒澤大学仏教学部禅学科を卒業後、曹洞宗長徳寺の住職となり、また南無の会の会友として活動している。1964年に群馬県文学賞、1981年に上毛文学賞、そして1983年に上毛出版文化賞を受賞し、多大な貢献を評価され1999年には日本社会文化功労賞を受け、2008年には朝日俳壇賞を獲得。日本ネパール友好協会の顧問も務めるなど、国内外で幅広い活動を行っている。著書には『野に語る・般若心経』(光雲社)や『般若心経を生きる』(水書房)などがある。
シリーズ名 | ことばの花束 |
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発行年月 | 2002年9月 |
本体価格 | ¥1,600 |
サイズ・版型 | A5判(148×210) |
ページ数 | 160ページ |
内カラーページ数 | --- |
ISBNコード | 9784333019755 |
ジャンル | 文芸・文庫 > その他 |
映像化・ メディアミックス実績 |
なし |