少年写真新聞社 お気に入り
(4) 明治時代から昭和時代前期
あらすじ
歴史は普通は人から観るものですが、動物との関係から眺めてみると、歴史上の大発見ができるかもしれません。
4巻目は、動物たちから「明治時代〜昭和時代前期」を見ていきましょう。
文明開化で海外の牛馬鶏が移入されて在来種との品種改良が盛んになり、豚や羊、山羊、食用蛙、ザリガニなどの食用動物が移入されます。
富国強兵は、外貨獲得で絹や養殖真珠の生産が盛んになり、また軍犬、軍鳩、軍服にラットの毛皮など、動物たちも戦争に駆り出されます。
歴史の流れの中に動物たちも巻き込まれていくのがよくわかります。
文明開化と富国強兵がどのようなものであったのか、動物を主人公にした具体的な事例を通して、実感を持って理解できます。
合わせて、歴史を学ぶおもしろさに気づくことができるでしょう。
令和5年度こども家庭庁(旧 厚生労働省)児童福祉文化賞推薦作品。
AB版(左右210mm × 天地257mm)
著者紹介
元上野動物園 園長。
1947年東京都生まれ。1972年に多摩動物公園の飼育係になり、多摩動物公園、上野動物園の飼育課長を経て、2004年から2011年まで上野動物園園長を務める。日本動物園水族館協会会長、日本博物館協会副会長を歴任する。現在、著作活動、図鑑や動物番組の監修、大学、専門学校の講師などを務めている。動物足拓コレクター、動物糞写真家でもある。
著書に、『いきもの写真館シリーズ1〜4』(メディア・パル)、『動物園ではたらく』(イースト・プレス)、『うんちくいっぱい動物のうんち図鑑』(小学館クリエイティブ)、『日本人と動物の歴史1〜3』(ゆまに書房)、『ZOOっとたのしー!動物園』(文一総合出版)、『だれのうんち?』『だれの手がた・足がた』(偕成社)、『日本の家畜・家禽』『ほんとのおおきさてがた・あしがた図鑑』(学研プラス)など多数。
シリーズ名 | 人と動物の日本史図鑑 |
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発行年月 | 2022年2月 |
本体価格 | ¥2,500 |
サイズ・版型 | その他 |
ページ数 | 48ページ |
内カラーページ数 | 48ページ |
ISBNコード | 9784879817464 |
ジャンル | 児童書 > 学習・学習漫画・図鑑 |
映像化・ メディアミックス実績 |
なし |