あらすじ

ぼくのひぃじいちゃん 少しだけある　頭の毛は　白くてふわふわしている
目はちっちゃいけど　きょろきょろよく動く
口は歯がないから　しわしわしている
白いシャツとズボン下　茶色の毛糸のはらまきに　大きめのくつ下をはいて　ほとんどベッドに横になっている
それからね…　大人だけど　パンツは　弟と同じ　紙パンツなんだ　仕方ないよね…
だって！ぼくのひぃじいちゃんは　１０１才！　だからね！

101年を生き抜くひぃじいちゃんと、その命を引き継ぐひ孫のやりとりを、実話を元にしてつくった絵本です。人生100年を超えた先にみえる世界を、 一緒にのぞいてみませんか？

著者紹介

岐阜県出身。小.中.高の養護教諭や相談員を経て、臨床心理士となる。つまずきや迷い、そこから生まれる生きる強さに触れ、絵本作りやお話作りを始める。心の中を表現したり想像する作品が多い。
本作は第10回絵本出版賞大人向け絵本部門にて受賞。