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走馬灯交差点

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西澤 保彦

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あらすじ

2021年の大晦日の夜を皮切りに殺人事件が次々と発生する。その事件には、“人格転移”という特殊能力をもつ一族が関わっていた。大晦日、夫に殺害されたことをきっかけに“人格転移”の能力が発動した博子。彼女の意識は、殺した側の夫の中に転移してしまう。そんな状態のまま娘の朝陽を呼び出すが、事情を知らない娘は「母を殺害した父」に逆上し、父(中身は母・博子)を殺害する。すると博子の意識は娘の体の中へ。一方、とある殺人事件を追っていた刑事の隆夫は何者かによって橋から突き落とされたことで人格転移能力が発動。その場に居合わせたと思われる娘の凜花の中へ転移してしまう。博子と隆夫は、同じ能力をもつ一族だったのだ。ふたりは、自分たちの特殊能力と殺人事件、ふたつの謎を追っていく。ひとりの老婆がすべての謎のカギを握っていた。「2023年度日本推理作家協会賞短編部門」を受賞した著者が構築した“特殊設定”ミステリの傑作。

著者紹介

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シリーズ名 ---
発行年月 2023年3月
本体価格 ¥1,800
サイズ・版型 四六判(127×188)
ページ数 360ページ
内カラーページ数 ---
ISBNコード 9784834253702
ジャンル 文芸・文庫 > その他
映像化・
メディアミックス実績
なし
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