あらすじ

著者は、森林浴の世界的な第一人者です。2018年に英国と米国で刊行した「SHINRIN－YOKU / Forest Bathing」(PENGUIN BOOKS) は、米国でたちまちベストセラーになり、35カ国・地域で翻訳刊行されました。本書は、その36カ国目となる日本語版です。日本語版では、紙面の都合で原書に掲載されなかった森林浴研究のエビデンスや、森林浴の健康効果を、多くの紙面を増やして掲載し、最先端の情報を含めて、森林浴のすべてを網羅しました。また、世界で初めて、この本で森林浴を「森林浴ピラミッド」という形で体系化し、コロナ禍でも、だれでもいつでもできる公園森林浴について、世界で初めて解説しました。さらに、日本で森林浴が行える公園の一覧や、宿泊できる森林なども紹介し、日本旅行のついでに森林浴を楽しめる構成にしています。。編集者も森林浴の専門家であり、日本の森林浴についての情報提供、共同出版などのご相談可能です。

著者紹介

医学博士、日本医科大学医師、介護老人保健施設三郷ケアセンター医師、柏まことクリニック医師。森林医学研究会代表世話人。国際自然・森林医学会（INFOM）副会長・事務局長。NPO法人森林セラピーソサエティ理事、世界中医薬連合会森林康養委員会常務副会長。2001年、米国スタンフォード大学医学部にて抗がん免疫学の研究に専念。帰国後、2004年より森林セラピー研究会設立、農水省の森林浴研究プロジェクトなどに参画し、森林浴健康増進効果研究を推進する。2007年3月、林野庁、森林総合研究所ほか関連学会と連携して「森林医学研究会」を立ち上げ、代表世話人に就任。森林医学・森林セラピー・森林浴の世界的な第一人者として、日本はもとより世界各国で森林浴・森林セラピー・森林医学を普及させ、人々の健康維持・増進と森林資源の有効活用に寄与している。