実業之日本社 お気に入り
向日葵を手折る
彩坂 美月
あらすじ
消えた向日葵、連続する不穏な事件――
多感な少女の感情を繊細に描く、慟哭必至の傑作青春ミステリ
父親が亡くなり、山形の集落に引っ越した小6の高橋みのり。初めての夏、「向日葵流し」のために育てられていた向日葵の花が、何者かによってすべて切り落とされる事件が起きる。みのりの周囲ではさらに不穏な事件が続き――。彼女の4年間の成長と事件の行方を瑞々しい筆致で描く、感動の長編青春ミステリ。
第74回日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門ノミネート作品。
著者紹介
山形県生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。『未成年儀式』で富士見ヤングミステリー大賞に準入選し、2009年にデビュー(文庫化にあたり『少女は夏に閉ざされる』に改題)。他の著作に『ひぐらしふる』『夏の王国で目覚めない』『僕らの世界が終わる頃』『サクラオト』『思い出リバイバル』などがある。本作『向日葵を手折る』が第74回日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門にノミネート。
シリーズ名 | 実業之日本社文庫 |
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発行年月 | 2023年6月 |
本体価格 | ¥900 |
サイズ・版型 | 文庫(105×148) |
ページ数 | 512ページ |
内カラーページ数 | --- |
ISBNコード | 9784408558097 |
ジャンル | 文芸・文庫 > ミステリー |
映像化・ メディアミックス実績 |
なし |