言視舎 お気に入り
朴さんと吉田さん
佐々木 想
あらすじ
東京オリンピックが2020年に何事もなく成功裏に幕を閉じた翌年、
日本とロシアは国境の領有を指相撲の勝敗で決める平和の祭典を開催した。
8年後、今また韓国と日本の間で平和の祭典が開催される。
韓国の代表選手に選ばれたのは、幼少期に朝鮮民主主義人民共和国へ渡った在日コリアンで、後に脱北した朴光雄。
日本代表選手は、両親が中部アフリカからの難民である、日本生まれのシングルマザー・吉田ユニス。
国家に翻弄される二つの難民・移民家族が荒波の先に見たものとは。
著者紹介
山口県旧豊浦郡出身。演劇を流山児祥に師事。監督作品として長編映画『鈴木さん(2022年公開/第33回東京国際映画祭)』、短編映画『サトウくん(2017年公開/第9回沖縄国際映画祭)』がある。本作は著者初の小説にして「名前シリーズ」最終章。他に『隕石とインポテンツ(2013年公開/第66回カンヌ国際映画祭短編コンペティション)』など。
シリーズ名 | --- |
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発行年月 | 2024年5月 |
本体価格 | ¥1,800 |
サイズ・版型 | 四六判(127×188) |
ページ数 | 295ページ |
内カラーページ数 | --- |
ISBNコード | 9784865652734 |
ジャンル | 文芸・文庫 > 文芸・文庫全般 |
映像化・ メディアミックス実績 |
なし |