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沖縄戦記 鉄の暴風

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あらすじ

第二次大戦末期二〇万人もの命が奪われた沖縄戦。本書はその惨状を従軍記者が克明に綴った記録だ。現代史第一級の史料を初文庫化。解説 石原昌家



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第二次世界大戦における最激戦地の一つ沖縄。軍民合わせ20万人もの尊い命が犠牲となった。本書のタイトルの「鉄の暴風」とは、1945年3月26日から3カ月間にわたり途絶えることなく続いた艦砲射撃や空爆のすさまじさを表現した言葉だ。1950年の初版刊行以降、沖縄戦を象徴する言葉として定着した。地形が変わるまで打ち込まれた砲爆弾、壕に逃げ込んだ住民を炙り出す執拗な火炎放射、そして民間人にまで及んだ自死の強制。本書は行動を軍とともにした記者たちが自らも体験したその壮絶な戦場の実態を、生存者をたずね克明に記録したもの。現代史第一級の史料を初文庫化。

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二度と戦争をしない・させないために生存者たちが語った真実を記録する

日本人必読の書

著者紹介

沖縄タイムス社(オキナワタイムスシャ):沖縄本島で地上戦開始後も首里城地下の壕で発行を続けていた「沖縄新報」元社員らが立ち上げた新聞社。創刊は1948年7月1日。米軍政下で抑圧された日々から日本復帰を経て今日に至るまで、沖縄に軸足を置いた報道・論説、文化の継承・創造活動を続けている。

シリーズ名 ちくま学芸文庫
発行年月 2024年6月
本体価格 ¥1,600
サイズ・版型 文庫(105×148)
ページ数 528ページ
内カラーページ数 ---
ISBNコード 9784480512444
ジャンル 人文・教養・教育 > 歴史・地理
映像化・
メディアミックス実績
なし
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