あらすじ

「家を買えばいいのか、借りればいいのか」「ローンを組むなら、固定金利型か、変動金利型か」「NISAで投資を始める時、押さえておかなければいけいポイントは？」――。人生設計や投資を考える時、判断の成否を分けるカギとなるのは「経済の先行きを読む力」。その「先読み力」を確実に強化する方法を、日経新聞論説フェローでWBS解説キャスターを務める著者が丁寧にわかりやすく解説する。切り口は「市場を読む」「金融政策を読む」「景気を読む」「企業を読む」「人口減少を読む」「地政学を読む」の６つ。「この６つの観点から法則性を理解できるようになれば、パズルが解けるように一歩先の経済が見えてくる」。日々、ニュースに触れていると、何となくわかった気になるものの、実は原理原則をきちんと説明できる人は少ない相場、金利、景気の話。断片的な知識を、体系的な教養に変えてくれる１冊。

著者紹介

1958年、新潟県生まれ。81年日本経済新聞社入社。社会部、経済部、ニューヨーク・ ワシントン駐在（マクロ経済担当）、日経ビジネス編集長、編集局次長兼政治部長、専務執行役員グローバル事業担当、同論説委員長などを経て、24年3月から論説フェロー。テレビ東京ワールドビジネスサテライト（ ＷＢＳ）」 の解説キャスターを兼務。