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星からきたボーイフレンド
あらすじ
あたし、百武千晶は、高校一年生。すべての不思議な出来事は、ある秋の夜、クラブで遅くなった帰り道に、大きなながれ星を見たことから始まった。その後に、近道の、神社の境内を歩いていたら、オレンジの髪に緑の服という、まるで外国人のような少年に会ったの。びっくりして逃げたあたしを、どうしたことか、少年が追いかけてきた。やっと家に着くと、ママが「あら、ホシオくん、おかえりなさい」って言ったんだ。あたしは何も知らないのに、NYからきたイトコだっていうの。ホシオくん、あなたはいったい誰なの……⁉ 人気シリーズとなった〈あたしのエイリアン〉の原点、千晶とホシオの出会いの物語。
著者紹介
1964年広島市生まれ。89年に津原やすみ名義で少女小説家としてデビュー、〈あたしのエイリアン〉シリーズで人気を博す。97年に現名義で『妖都』を刊行、以降は幅広いジャンルで執筆活動を行う。2006年に『ブラバン』がベストセラーに、12年に短篇集『11 eleven』が第2回Twitter文学賞国内 部門1位となる。14年と24年に短篇「五色の舟」がSFマガジン“オールタイム・ベストSF”国内短編部門1位に選出される。同年、マンガ化された同作(漫画:近藤ようこ)が第18 回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞。
著書に 『ペニス』『少年トレチア』『綺譚集』『バレエ・メカニック』『琉璃玉の耳輪』『ヒッキーヒッキーシェイク』『夢分けの船』『羅刹国通信』〈幽明志怪シリーズ〉〈ルピナス探偵団シリーズ〉〈たまさか人形堂シリーズ〉などがある。著作は欧米やアジアで翻訳されるほか、法政大学大学院客員教授やカルチャーセンターなどで文章講座の講師を務めた。22年10月2日に逝去。第43回日本SF大賞功績賞受賞。
| シリーズ名 | あたしのエイリアン |
|---|---|
| 発行年月 | 2024年10月 |
| 本体価格 | ¥800 |
| サイズ・版型 | --- |
| ページ数 | 225ページ |
| 内カラーページ数 | --- |
| ISBNコード | --- |
| ジャンル | 文芸・文庫 > ライトノベル |
| 映像化・ メディアミックス実績 |
なし |




