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なぞなぞなぞ シュールな空想画集
あらすじ
アートブック『なぞなぞなぞ シュールな空想画集』には、ザ・プランクスが描いた優しく不思議な60枚の絵に中川十内が手を加えて制作した60点のイメージ(2025 年1月末から開催された「なぞなぞなぞ」展に出品された全作品)を収録。それぞれのイメージに、マーガレットボーイによって長短60編のオムニバス形式の物語が添えられたことで、絵と写真とテキストによるユーモラスでミステリアスな空想画集が誕生し、その世界観がより深く心にしみてきます。秘めたテーマは人生の不条理へのレジスタンスや癒し、愛、希望など多岐に渡り、一度だけでなく、読み返すたびに新たな興味を見いだせるかもしれません。
著者紹介
ザ・プランクス The Pranks
絵画を中心に活動するアートユニットで、無意識下で描かれたかのような自由奔放な絵は、彼らによれば「遊んでいるだけ」だという。「絵を見て思わず物語を想像してしまうこと」に、絵の根源的な価値を見出しているプランクスの絵の物語性は、多様なジャンルの作り手たちとのコラボレーションを誘発している。
プロフィールの詳細は明らかにされていないが、『なぞなぞなぞ』の作品発表と同時に、彼らのポートレートだとされる絵も公開された。その不思議な絵によれば、彼らは男女二人のユニットに見える。
公式サイト https://www.thepranks.net
中川十内(なかがわ じゅうない)
1948年東京生まれ。商業カメラマンとして類いないアートセンスを発揮し、ファッション雑誌の寵児となる。その後も多くのメディアで活躍しながら、かたわら、ライフワークとして都会を彷徨い、好奇心のままにシャッターを押し続けている。2010年、インドのビハール州で開催された第1 回WAF (Wall Art Festival)にオフィシャルカメラマンとして参加。壁画作品やアートワークショップを撮影しながら、村で人々が力強く生きる様に心打たれ、家族の肖像を撮影、新しい境地をひらいた。
また、異分野とのコラボレーションワークにも積極的で、実験的な作品も国内外で数多く発表している。写真展「111の白昼夢」(2021)ではザ・プランクスとのコラボレーション作品111点を発表して注目を集めた。
公式サイト http://www.nakagawa-junai.com
マーガレットボーイ Margaret Boy
ザ・プランクスに参加する作家。『サタンに恋して』(英語版IN LOVE WITH SATAN)(2021)は、ザ・プランクスと中川十内の「111の白昼夢」全作品111点を制作順に並べ、一枚ずつキャプションを付けるように執筆していき、一つの物語に仕立てたスラップスティック風小説。
| シリーズ名 | --- |
|---|---|
| 発行年月 | 2025年2月 |
| 本体価格 | ¥3,500 |
| サイズ・版型 | その他 |
| ページ数 | 104ページ |
| 内カラーページ数 | 104ページ |
| ISBNコード | 9784909950062 |
| ジャンル | エンターテイメント > 芸術 |
| 映像化・ メディアミックス実績 |
なし |




