実業之日本社 お気に入り
黄昏時の魔女
沖田 円
あらすじ
旅する魔女と、人々との絆。
それは温かく、強く、優しい――
魔女や魔法使いが存在するこの世界に、紅という名の魔女がいた。
紅は祈りとともに小さな奇跡を起こし、永い命を少し削っては大きな魔法を使う。
旅先で出会った母子を癒やし、夫を喪った妻の次の一歩への背中を押し、家出娘たちの門出に祝福を与え――その交流の中で紅も探すのだ。自らの「生きる意味」というものを。
そしてまた、魔女は旅を続ける。傍らに「小さな奇跡」を携えて……。
最後はきっと、泣いてしまう――
ヒューマンドラマの俊英・沖田円が紡ぐ、最高に切なく温かい4つの感涙ストーリー!
著者紹介
愛知県安城市出身。2012年『一瞬の永遠をキミと』でデビュー。2015年末に刊行した『僕は何度でも、きみに初めての恋をする。』は累計25万部を突破しコミカライズされた。2018年には、『千年桜の奇跡を、きみに~神様の棲む咲久良町~』(原題『咲久良町シンフォニー』)がポプラ社ピュアフル小説大賞で金賞受賞。その他近書に、『雲雀坂の魔法使い』『10年後、きみに今日の話をしよう。』『花守家に、ただいま。星合わせの庭先で』『千年紡ぎの神語』など多数。また、「猫に嫁入り」「怪異相談処 がらくた堂奇譚」「丘の上の洋食屋オリオン」などシリーズ作品も手掛ける。
| シリーズ名 | 実業之日本社文庫 |
|---|---|
| 発行年月 | 2025年8月 |
| 本体価格 | ¥800 |
| サイズ・版型 | 文庫(105×148) |
| ページ数 | 288ページ |
| 内カラーページ数 | --- |
| ISBNコード | 9784408559599 |
| ジャンル | 文芸・文庫 > 文芸・文庫全般 |
| 映像化・ メディアミックス実績 |
なし |




