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人がモノを買うしくみを言語化する
あらすじ
トップマーケターが書き下ろした「マーケティングの解体新書」
30年以上にわたる実務経験で得た知見を1冊に集約
"ぐうの音も出ない"ほどマーケティングの神髄がわかる!
あなたは「マーケティング」を本当に理解していますか?
実は「知ったかぶり」かもしれません……。
ちょっとマーケティングかじると、とても賢くなった感じがします。でも、それを仕事に使ってみると、何か薄っぺらい感じから脱却できない。それは、フレームワークに踊っているから。もっと本当に腹落ちする形で理解しないと、実務の現場で「マーケティングできる」ようにはなりません。
では、「マーケティングが腹落ちする」とはどういうことでしょうか。その疑問に応えるべく、日本屈指のマーケターである著者が、長年にわたる実務経験の末にたどり着いた、"ぐうの音も出ない"ほどマーケティングについて理解できる考え方をまとめたのが本書です。
マーケティングとは、人に働きかけて、その人の心を動かす営みです。したがって人の心の機序が理解できないと、その原理はわかりません。一方で、多くのマーケティングの現場では色々なフレームワークに当てはめていくような作法が横行しており、そこまで遡った仕事ができていないこともしばしばです。これはマーケターに限らず、人ならば誰でも持っている「なんとか近道を探したい」という欲求から来ることでもあり、打破するのは容易ではありません。
また、ポジショニング・ブランド・インサイトなど、マーケティングにおいてその核となっている概念がいくつかありますが、なぜそれが重要か、その考え方をベースに仕事を組み立ていったらなぜ機能するのか、といったレベルで理解しているマーケターはほとんど存在せず、したがって現場での仕事は教条的になり、人の心まで遡ったやり方には、なかなかなりません。
そこで本書では、理論や概念先行だった多くのマーケティング解説本に対し、人の心の仕組みに遡って「人がモノを買うしくみ」を言語化し、マーケティングの重要なコンセプトと営みを解説していきます。それぞれのマーケティングコンセプトがそもそも何を意味しているのか、なぜなぜ人に有効に作用するのかを平易な言葉で説明した、いわばマーケティングコンセプトの解体と再構築によって、誰もがマーケティングについて腹落ちできるようにした、実務に即した「マーケティングの解体新書」とも呼べる一冊です。
著者紹介
株式会社Preferred Networks エグゼクティブアドバイザー
早稲田大学卒業後、日本コカ・コーラなど9社でマーケティング業務に従事。うち、西友、ドミノ・ピザジャパン、Preferred Networksなど直近4社では最高マーケティング責任者を歴任。2025年7月、Preferred Networks エグゼクティブアドバイザーに就任。マーケティングの核=人間理解という考え方に基づき、企業におけるマーケティングの実践、ブランド戦略、コミュニケーション設計、人事研修の設計実施など多岐にわたるアドバイザリー業務を行う。政府系機関のオフィシャル広報アドバイザー(全世代型社会保障に関する広報の在り方会議 構成員、厚生労働省年金広報検討委員など)。日経クロストレンド アドバイザリーボード。日経COMEMOキーオピニオンリーダー。マーケターキャリア協会などマーケティング系団体・カンファレンスのアドバイザリーボード、議長などを多数歴任。著書に『「幸せ」をつかむ戦略』(日経BP、ダン・アリエリーとの共著)など。
| シリーズ名 | 日経ビジネス人文庫 |
|---|---|
| 発行年月 | 2025年9月 |
| 本体価格 | ¥2,000 |
| サイズ・版型 | 四六判(127×188) |
| ページ数 | 240ページ |
| 内カラーページ数 | --- |
| ISBNコード | 9784296209170 |
| ジャンル | ビジネス > ビジネス・経営・自己啓発 |
| 映像化・ メディアミックス実績 |
なし |




