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懐石新書 革命と継承の日本料理
あらすじ
〈日本料理の歴史を辿れば懐石がわかる!〉
〈無形文化遺産・和食の一端を担う「懐石」の正体に迫る〉
茶の湯における茶会の到達点ともいえる茶事において、「食」の部分を担う懐石。至高の茶を喫するためのプロローグともいえるこの懐石が現行の姿に至るまでの過程は、日本料理の成り立ちと切り離して考えることはできません。本書は、茶道史家にして茶の湯者でもある著者が、「新たな器」「調味料の発展」「交通の発達」など、「懐石」がその時代、その場にいた人々の要請にあわせ、いかなる変遷を経てきたのかを読みやすく、わかりやすく、楽しみながら活写します。先行研究における懐石の成立をふまえ、各時代の特徴的な献立を交えながら、日本料理の様式的変化と現在の懐石の姿について多方向から迫ります。
目次
第一章 懐石は如何なるものなりや
第二章 如何にして懐石に至りしや
第三章 食器を論じる
第四章 飯と汁を論じる
第五章 向付と香物を論じる
第六章 椀盛と吸物を論じる
第七章 焼物を論じる
第八章 酒と八寸を論じる
第九章 菓子を論じる
第十章 京料理と江戸料理
第十一章 近代の懐石
著者紹介
1977年山梨県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科芸術学専攻。博士後期課程修了。博士(美術)。遠山記念館学芸課長。専門は日本近代美術史、茶道史。
| シリーズ名 | --- |
|---|---|
| 発行年月 | 2025年7月 |
| 本体価格 | ¥2,300 |
| サイズ・版型 | 四六判(127×188) |
| ページ数 | 224ページ |
| 内カラーページ数 | --- |
| ISBNコード | 9784473046734 |
| ジャンル | 実用書 > その他 |
| 映像化・ メディアミックス実績 |
なし |




