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うわべの名画座 顔から見直す13章

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あらすじ

昭和、平成、令和と私たちは何を見て、何を見逃してきたのか。
古今東西の作品に表れたさまざまな「顔」が浮き彫りにする、時代の欲望と心理とは――。
人の「顔色」を窺い、「顔」を窺い続けてきた、「顔見道(かおみどう)」60年の作家・姫野カオルコが、《いまだに人の顔色を窺って窺って暮らしている》からこそ見える「顔」と、顔を通して見える時代、社会、人間のありようを、鋭く、可笑しく、愛をこめて綴る。
確かな観察眼と独自の美意識あふれる、顔×映画・ロボット・漫画随筆集。

「姫野さんの顔面批評、最高です! 読むと絶対あの映画が見たくなります。」――文芸評論家・三宅香帆氏

・幾度も映像化された『伊豆の踊子』の最高傑作バージョンが友和・百恵版ではなく、国民的「あの人」版である深い理由
・女優のいわゆる「お色気」の正体とは?
・パルム・ドッグ賞がふさわしいのは、メッシよりも、ヒギンズとその娘
・アラン・ドロンをスターにした「陰」
・『エマニエル夫人』はなぜ「衝撃的」と誤解されたのか
――などなど「顔見道(かおみどう)」を究めた著者による目からウロコの13章。

【本書に登場する主な著名人】
吉永小百合、山口百恵、高峰三枝子、高峰秀子、阿部定、水道橋博士、東出昌大、井浦新、津川雅彦、大谷翔平、シェーン、役所広司、緒形拳、京マチ子、斎藤工、田中絹代、アラン・ドロン、岡田眞澄、シルビア・クリステル ほか

著者紹介

作家。姫野嘉兵衛の表記もあり (「嘉兵衛」の読みはカオルコ)。
1958年滋賀県甲賀市生まれ。『昭和の犬』で第150回直木賞を受賞。『彼女は頭が悪いから』で第32回柴田錬三郎賞を受賞。他の著書に『蕎麦屋の恋』『よるねこ』『ツ、イ、ラ、ク』『リアル・シンデレラ』『謎の毒親』『青春とは、』『悪口と幸せ』『顔面放談』などがある。

シリーズ名 ---
発行年月 2025年8月
本体価格 ¥1,900
サイズ・版型 四六判(127×188)
ページ数 280ページ
内カラーページ数 ---
ISBNコード 9784834254037
ジャンル 人文・教養・教育 > エッセイ
映像化・
メディアミックス実績
なし
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