あらすじ

元気のないおじいさんの元に、ある日、古い友だちからプレゼントが届きます。箱を開けると、なんと中から10ぴきのかわいいおばけたちが出てきました。かわいいおばけたちのおかげで、すっかり元気になったおじいさん。ところがその夜、おじいさんが熱でうなされてしまいます。一番年上のおばけが病院までお医者さんを呼びにいきます。おばけたちの想いがとってもかわいいお話。

著者紹介

1940年、福岡県生まれ。絵本作家・画家。作品に「大だこマストン」シリーズ(ぎょうせい)、『ミイラくんあそぼうよ』『ノックがとんとん』(PHP研究所)、『おとうさんとさんぽ』『ツトムとまほうのバス』(教育画劇)、『こぐまと二ひきのまもの』(童心社)、「10ぴきのおばけ」シリーズ(ひかりのくに)など。『おばけとこどものおうさま』(PHP研究所)でボローニャ国際児童図書展エルバ賞、『ツトムとネコのひのようじん』(小峰書店)で第29回ひろすけ童話賞を受賞。