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実業之日本社 お気に入り

哀を飲む

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木爾 チレン

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あらすじ

大ヒット作『二人一組になってください』、『神に愛されていた』……
ベストセラー作家・木爾チレンのデビュー15周年記念作品!

愛を失くした女子たちの、性と生についての痛切な短編集。
苦しくも美しい、哀と狂気を召し上がれ。


水のように無味無臭で摑めない男との日々「水みたいな人」、
明けない夜、名前も知らない恋人との関係に耽る「ジンジャーエールに似ている」、
私の体に飽きてきた彼氏に感じる切なさ「ぬるいラムネ」、
死んだ夫の骨を飲む妻の物語「骨を飲む」……など、全7話収録。
デビュー当時から現在へと繫がる、小説家・木爾チレンの軌跡を感じる珠玉の作品たち。


愛を手に入れた時の高揚感、そして愛を手放した時の喪失感、哀しみを飲み込む辛さなど、本書には恋愛が持つ美しさと苦悩と痛みが、瑞々しく描かれている。
これは、木爾チレンが描く「究極の愛と狂気」。

人生のほんのひとときくらいは、
哀しみを味わうのも悪くない。
――飲み込んだ哀しみは、いつかあなたを生かす血肉になる。


【著者・木爾チレンさんからのメッセージ】
何かを失った哀しみというのは、飲み込んだところですぐに消えるわけじゃない。けれど、いつかは体のなかから出ていく。
だから、人生のほんのひとときくらいは、哀しみを味わうのも悪くないのかもしれない。そんなことを考えながら、この短編集を編みました。この本が、誰かにとっての「生きる薬」になることを願っています。  —————木爾チレン

著者紹介

1987年生まれ。京都府京都市出身。2009年、大学在学中に執筆した短編小説「溶けたらしぼんだ。」で新潮社「第9回 女による女のためのR-18文学賞」優秀賞を受賞。2012年、『静電気と、未夜子の無意識。』(幻冬舎)でデビュー。主な著書に、『みんな蛍を殺したかった』『私はだんだん氷になった』(ともに二見書房)、『そして花子は過去になる』(宝島社)、『神に愛されていた』(実業之日本社)、『二人一組になってください』(双葉社)、『夏の匂いがする』(マイクロマガジン社)などがある。

シリーズ名 ---
発行年月 2025年11月
本体価格 ¥1,750
サイズ・版型 四六判(127×188)
ページ数 240ページ
内カラーページ数 ---
ISBNコード 9784408538914
ジャンル 文芸・文庫 > 文芸・文庫全般
映像化・
メディアミックス実績
なし
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