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探偵はもう、死んでいる。
二語十(著者)/うみぼうず(イラスト)
あらすじ
高校三年生の俺・君塚君彦は、かつて名探偵の助手だった。
「君、私の助手になってよ」
――始まりは四年前、地上一万メートルの空の上。
ハイジャックされた飛行機の中で、俺は天使のような探偵・シエスタの助手に選ばれた。
それから――
「いい? 助手が蜂の巣にされている間に、私が敵の首を取る」
「おい名探偵、俺の死が前提のプランを立てるな」
俺たちは三年にもわたる目も眩むような冒険劇を繰り広げ――そして、死に別れた。
一人生き残った俺は、日常という名のぬるま湯に浸っている。
……それでいいのかって?
いいさ、誰に迷惑をかけるわけでもない。
だってそうだろ?
探偵はもう、死んでいる。
著者紹介
第15回MF文庫Jライトノベル新人賞にて最優秀賞を受賞。福岡県在住。喫茶店とスマブラと猫が好き。
シリーズ名 | MF文庫J |
---|---|
発行年月 | 2019年11月 |
本体価格 | ¥640 |
サイズ・版型 | 文庫(105×148) |
ページ数 | 328ページ |
内カラーページ数 | 8ページ |
ISBNコード | 9784040641966 |
ジャンル | 文芸・文庫 > ライトノベル |
映像化・ メディアミックス実績 |
あり (コミカライズ、TVアニメ) |