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幸福な星
あらすじ
作家・辻原登氏推薦!「最大多数の最大幸福」を選んだ国民が招いたディストピアで、「最大多数」に適合できなかった時、その人は……
今まさに消滅しようとしている国がある。最大多数の最大幸福のための選択が、やがて多くの国民に生への嫌悪感を抱かせるようになった。あるのは勝者と敗者、嫉妬、羨望、憎悪……。この国を訪れた文化人類学者がひとりの若い女性と出会った。彼女は国により選別され、多くをあきらめて生きてきた。しかし「私は私を殺さなかった」。彼女が静かに語り出したのは――
辻原登氏推薦
「これほど深く、巧みに、愛と憎しみ、絶望と救済を描き切ったエンターテイメントを私は知らない。2019年は、『幸福な星』が彗星のように出現した年として記憶されるだろう。」
著者紹介
1979年北海道生まれ。都留文科大学卒。中学教諭のかたわら創作を続け、本作で作家デビュー。
シリーズ名 | --- |
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発行年月 | 2019年8月 |
本体価格 | --- |
サイズ・版型 | 四六判(127×188) |
ページ数 | 220ページ |
内カラーページ数 | --- |
ISBNコード | 9784532171537 |
ジャンル | 文芸・文庫 > その他 |
映像化・ メディアミックス実績 |
なし |