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かはたれ
あらすじ
河童族の生き残りの中で、人間でいうと8歳になったばかりの「八寸」と呼ばれる河童が、修行を積んで人の目から姿を隠す術を学ぶため、猫に姿を変えて人間の世界に送り込まれることになった。八寸は麻という女の子の家で暮らすことになり、母親を亡くしたばかりの麻は、猫の八寸に大いに慰められるが、ある日猫を洗ってやると、八寸は河童の姿に戻ってしまったのだった…。心の問題を抱える少女とかわいらしい子どもの河童とのユーモアと感動に満ちたファンタジー。
※サイズ:208 × 153mm
著者紹介
1957年、広島市に生まれる。被爆二世。上智大学大学院博士前期課程修了。本作『かはたれ』(福音館書店)で児童文芸新人賞、日本児童文学者協会新人賞ほか受賞。『風の靴』(講談社)で産経児童出版文化賞大賞、『彼岸花はきつねのかんざし』(学研プラス)で日本児童文芸家協会賞、『光のうつしえ』(講談社)で小学館児童出版文化賞ほか受賞、『あひるの手紙』(佼成出版社)で日本児童文学者協会賞など、受賞多数。その他の作品に『たそかれ』(福音館書店)、『引き出しの中の家』(ポプラ社)、『八月の光 失われた声に耳をすませて』(小学館)など、作品はファンタジーからYAまで多岐にわたる。翻訳には『バレエシューズ』(福音館書店)がある。鎌倉市在住。
シリーズ名 | 福音館創作童話 |
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発行年月 | 2005年10月 |
本体価格 | ¥1,500 |
サイズ・版型 | その他 |
ページ数 | 272ページ |
内カラーページ数 | --- |
ISBNコード | 978-4-8340-2148-6 |
ジャンル | 児童書 > その他 |
映像化・ メディアミックス実績 |
なし |