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爆弾
あらすじ
些細な傷害事件で、とぼけた見た目の中年男が野方署に連行された。
たかが酔っ払いと見くびる警察だが、男は取調べの最中「十時に秋葉原で爆発がある」と予言する。
直後、秋葉原の廃ビルが爆発。まさか、この男“本物”か。さらに男はあっけらかんと告げる。
「ここから三度、次は一時間後に爆発します」。
警察は爆発を止めることができるのか。
著者紹介
1981年生まれ。いま日本の文学賞シーンで最も注目されている、期待の在日韓国人のミステリー作家。東野圭吾らを輩出した江戸川乱歩賞からデビューし、文学賞を次々と受賞。『爆弾』は日本最大の文学賞の直木賞にノミネートされた。映像が目に浮かぶような筆致も持ち味。現代社会で生きる人々の心の奥に渦巻く欲望と、それでも道徳・倫理を持って欲望を押さえつけるアンビバレントさを抉り出す作風が魅力。
シリーズ名 | --- |
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発行年月 | 2022年4月 |
本体価格 | ¥1,800 |
サイズ・版型 | 四六判(127×188) |
ページ数 | 416ページ |
内カラーページ数 | --- |
ISBNコード | 978-4-06-527347-0 |
ジャンル | 文芸・文庫 > その他 |
映像化・ メディアミックス実績 |
なし |