株式会社東京創元社 お気に入り
勿忘草をさがして
真紀涼介
あらすじ
鮎川哲也賞優秀賞受賞作。
一年前、偶然出会ったお婆さんに会いたい。しかし手掛かりは、庭に良い匂いの沈丁花が咲いていたことと、その庭でお婆さんが発した不可解な言葉だけ――。思わぬトラブルによりサッカー部を辞め鬱屈した日々を送る航大。春を告げる沈丁花の香りに、親切にしてくれたお婆さんのことを思い出し、記憶を頼りにその家を探していたところ出会ったのは、美しい庭を手入れする不愛想な大学生拓海だった。拓海は植物への深い造詣と誠実な心で、航大と共に謎に向き合う。植物が絡むささやかな“事件”を通して周囲の人間関係を見つめなおす、優しさに満ちた連作ミステリ。
著者紹介
1990年宮城県生まれ。東北学院大学卒。『勿忘草をさがして』で第32回鮎川哲也賞優秀賞を受賞しデビュー。
シリーズ名 | --- |
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発行年月 | 2023年3月 |
本体価格 | ¥1,700 |
サイズ・版型 | 四六判(127×188) |
ページ数 | 352ページ |
内カラーページ数 | --- |
ISBNコード | 978-4-488-02890-9 |
ジャンル | 文芸・文庫 > ミステリー |
映像化・ メディアミックス実績 |
なし |