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天神さんが晴れなら
あらすじ
小さな出来事が積み重なって月日は過ぎ、我々の日常は歴史になる。その一隅に今、私は短い尻尾を揺らして暮らしている――『京都はんなり暮し』から15年ぶり、作家デビュー後は初となる澤田瞳子氏のエッセイ集。生まれ育ち、今も暮らす京都。食を楽しみ、旅に心惹かれ、美術・芸術を愛し、遊休の歴史に思いを馳せる。そして、それらすべてのことが物語を紡ぐ糧となる。「知らないことを知るのが大好き」という著者が出会ったさまざまな出来事をウィット溢れる文章で描く。
著者紹介
1977年京都府生まれ。同志社大学文学部文化史学専攻卒業、同大学院博士前期課程修了。2011年、デビュー作『孤鷹の天』で第17回中山義秀文学賞を受賞。13年『満つる月の如し 仏師・定朝』で本屋が選ぶ時代小説大賞2012ならびに第32回新田次郎文学賞を受賞。16年『若冲』で第9回親鸞賞、20年『駆け入りの寺』で第14回舟橋聖一文学賞、21年『星落ちて、なお』で第165回直木賞受賞。その他の著書に『ふたり女房』『師走の扶持』『関越えの夜』『秋萩の散る』『与楽の飯』『腐れ梅』『火定』『龍華記』『落花』『名残の花』『能楽ものがたり 稚児桜』『漆花ひとつ』『恋ふらむ鳥は』、エッセイ『京都はんなり暮し』などがある。
シリーズ名 | 文芸書 |
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発行年月 | 2023年4月 |
本体価格 | ¥1,870 |
サイズ・版型 | その他 |
ページ数 | 288ページ |
内カラーページ数 | --- |
ISBNコード | 9784198655754 |
ジャンル | 人文・教養・教育 > エッセイ |
映像化・ メディアミックス実績 |
なし |