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封鎖
仙川環
あらすじ
関西の山奥で新型と思われる鳥インフルエンザが発生した。
六十人ほどの集落で一人、また一人と犠牲者が出る。
医療チームが派遣されるが、感染経路をつかめないどころか、
集落から出る唯一の道が警察の手で封鎖された。
固定、携帯ともに電話はつながらず、テレビでの報道もない。
このまま自分たちは見殺しにされるのか。
発症の有無で家族の絆は裂かれ、子供のため強行突破を試みる住民も。
他人事ではすまない、リアル感に満ちた医療サスペンス。
著者紹介
1968年東京都生まれ。大阪大学大学院医学系研究科修士課程修了。生命の仕組みがどのようになっているのかについて興味を持ったことから、細胞やタンパク質など、バイオテクノロジーの研究をしていた。大手新聞社で記者として医療技術・介護・科学技術分野の取材を担当。2002年『感染』で第1回小学館文庫小説賞を受賞し、作家デビュー。作品に『転生』『終の棲家』『ししゃも』『聖母 ホスト・マザー』など。医療や科学技術を題材としたミステリ・サスペンスを主に手がけている。
シリーズ名 | 徳間文庫 |
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発行年月 | 2013年7月 |
本体価格 | ¥667 |
サイズ・版型 | 文庫(105×148) |
ページ数 | 448ページ |
内カラーページ数 | --- |
ISBNコード | 9784198937133 |
ジャンル | > |
映像化・ メディアミックス実績 |
なし |