あらすじ

「かっぱのねね子」は子供向け雑誌「おおきなポケット」で2001年4月より1年間連載された、オールカラー短編マンガ。人間界に迷い込んでしまったかっぱの少女が、水の世界に戻るため“いいこと”をしようと奮闘するさまを、見開き×全12話で描く。遠足や海水浴、夏祭りなど楽しいシチュエーションにギャグもたっぷり。少し横長の判型で細かいコマの隅々まで楽しめる。表題作（本作のみオールカラー）のほか、描き下ろしコラム、単行本未収録のマンガや大判イラストを加えて編んだ一冊。

著者紹介

1968年広島生まれ。1995年『街角花だより』でデビュー。2004年に『夕凪の街 桜の国』を発表、2007年に映画化。2007-09年『この世界の片隅に』公開、2016年アニメ映画化。この映画は大きな注目を集め、1000回以上のロングラン上映を達成した。その他、日本の古典「古事記」をボールペンのみで描いた漫画版「ぼおるぺん古事記」、宮部みゆきの新聞連載小説「荒神」の挿絵集「荒神絵巻」などがある。