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鳩護
あらすじ
野生動物のあるべき姿。
リアリティがあふれている!
川上和人(鳥類学者)
白鳩が導くのは、
幸福か? 災いか?
小森椿27歳、会社員。
鳩に謎の使命を背負わされる!
文学界を席巻する新星が放つ、
摩訶不思議な鳩をめぐる物語。
一人暮らしのベランダに突然、真っ白な鳩がきた。
怪我をしているらしく、飛び立つ気配もない。
小森椿は仕方なく面倒をみることにする。
白鳩に愛着がわいてきた数日後――。
帰宅途中、謎の男に奇妙な宣告を受けた。
「お前は俺の次の『鳩護』になるんだ」
鳩を護ることを宿命づけられた者。
それが鳩護だという。
なにその宿命? どうして私が?
混乱する椿をよそに、
白鳩は椿の日常を否応なく浸食していく!
解説:川上和人(鳥類学者)
著者紹介
1979年北海道別海町生まれ。2012年「東陬遺事」で第46回北海道新聞文学賞(創作・評論部門)、14年『颶風の王』で三浦綾子文学賞、15年同作でJRA賞馬事文化賞、19年『肉弾』で第21回大藪春彦賞を受賞。『土に贖う』で新田次郎賞を受賞。他書に『絞め殺しの樹』『介護者D』『鯨の岬』『清浄島』がある。
シリーズ名 | 徳間文庫 |
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発行年月 | 2023年7月 |
本体価格 | ¥810 |
サイズ・版型 | 文庫(105×148) |
ページ数 | 320ページ |
内カラーページ数 | --- |
ISBNコード | 9784198948719 |
ジャンル | 文芸・文庫 > 文芸・文庫全般 |
映像化・ メディアミックス実績 |
なし |