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妄想力 答えのない世界を突き進むための最強仕事術
あらすじ
妄想力は「課題解決」のエネルギー源だ!
世の中にはたくさんの課題があり、課題を解決して利益を上げ、成長していくことが企業の使命である。でも、ちょっと考えてみてほしい。そもそも、なぜその課題は、解決されないままそこにあるのだろうか?
世の中には専門家と呼ばれる人がたくさんいる。しかし、その優秀な専門家をもってしても解決できないから、課題として持ち越されているのだ。こう考えると、単なる専門知識では、世の中の課題は解決できないことがわかってくる。優秀さを超えるもっと強いパワー、専門家が想像もしなかったような視点や発想が難問の突破口となる。それが、妄想力だと僕は思う。
妄想のいいところは、思考の限界を軽く飛び越えていけるところだ。イメージとしては、妄想することによって、2次元(平面)の世界での限界を3次元(立体)的思考で一気に解決する感じだ。
マイクロソフトを創業したビル・ゲイツは「すべての机の上と、すべての家庭にコンピューターがある世界」を、グーグルの創業者セルゲイ・ブリンは「個人がいかなる情報でも瞬時で得られる世界」を、ペイパルを創業したイーロン・マスクは「すべての金融サービスをまとめて提供する場がある世界」を妄想した。彼らが妄想した世界はすでに現実化しており、最近では、この妄想から実現までのスピードがどんどん速くなっている。
妄想を実現させるテクノロジーはすでに十分あるし、これからもどんどん開発されていくだろう。むしろ足りないのは、イノベーションを生む原動力である「だったらいいな」の発想、つまり妄想力だ。(第1章「妄想力が世の中を変える」より抜粋)
著者紹介
グリッドCEO、吉野家CMO(チーフ・マーケティング・オフィサー)、近年はスタートアップ支援、I POサポートも手がける。京都市生まれ。1989年大学卒業後、八百半デパート(後にヤオハンジャパンに社名変更)に入社。広告制作会社を経て、2002年に広告代理店を起業。2010年マーケティング関連のコンサルティングを手がけるグリッドを設立。2017年吉野家CMOに就任。HR(人事)、IR、経営戦略、海外戦略、マーケティング、スポーツマーケティング、ベンチャー投資、アドバタイジング・エージェンシーなどでの幅広い経験から、多くの企業のアドバイザーを歴任する。高校、大学時代はラグビーに没頭。企業向けコンサルティングのほか、日本スポーツ協会(JSPO)ではブランド戦略委員会委員、フェアプレイ委員会選考委員長なども務める。
シリーズ名 | --- |
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発行年月 | 2023年11月 |
本体価格 | ¥1,700 |
サイズ・版型 | 四六判(127×188) |
ページ数 | 232ページ |
内カラーページ数 | --- |
ISBNコード | 9784296001668 |
ジャンル | ビジネス > ビジネス・経営・自己啓発 |
映像化・ メディアミックス実績 |
あり |