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友罪
薬丸 岳
あらすじ
凶悪少年犯罪の「その後」を描いた傑作長編!
ジャーナリストを志して夢破れ、製作所に住み込みで働くことになった27歳の益田純一。同僚の鈴木秀人は無口で陰気、どことなく影があって職場で好かれていない。しかし、益田は鈴木と同期入社のよしみもあって、少しずつ打ち解け合っていく。一方、同じ製作所で働く事務員の美代子は、職場で起きたある事件についてかばってもらったことをきっかけに、鈴木に好意を抱くようになる。
ある日、益田は元恋人のアナウンサー・清美から「13年前におきた殺人事件について、話を聞かせてほしい」と連絡を受ける。益田は、13年前の残虐な幼児犯罪について調べを進めるうち、その事件の犯人である「青柳」が、実は同僚の鈴木なのではないか?と疑念を抱きはじめる。
2018年に映画化された話題作。
著者紹介
1969年兵庫県生まれ。2005年に少年法をテーマにした『天使のナイフ』(Tenshi no Naifu/天使之刃)で第51回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。その後、社会的問題に鋭く切り込む作品を数々発表、いま最も注目されるミステリー作家の一人。
シリーズ名 | --- |
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発行年月 | 2013年5月 |
本体価格 | ¥830 |
サイズ・版型 | 文庫(105×148) |
ページ数 | 608ページ |
内カラーページ数 | --- |
ISBNコード | 9784087453799 |
ジャンル | 文芸・文庫 > その他 |
映像化・ メディアミックス実績 |
あり |