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チーム・オルタナティブの冒険
映像化希望作品
宇野 常寛
あらすじ
現代日本のサブカルチャーの批評家として活動してきた1978年生まれの著者が初めて書いた小説。地方都市に暮らす読書の好きな高校生の主人公は、その街に閉塞感を感じていた。この街の真面目で、勉強がある程度できる人たちのほとんどは役人か教師になるのだが、彼はそういった大人たちを、「想像力の要らない仕事」で人生を摩耗させている、絶望的につまらない人間たちなのだと軽蔑していたからである。それでも彼は気の合う仲間たちと廃部寸前の写真部を乗っ取ったり、互いに本好きであることから国語の女性教師と親しくなったりと、それなりに日々を楽しんでいた。ところが、親しかった女性教師が謎の死を遂げて以来、彼の平穏な日常は壊れはじめていく。そして新たに写真部に入部してきた転校生の美少女や、変人の写真部顧問教師たちとの冒険を経て、この世界を取り巻く驚愕の真相に辿り着くのだった。この世界は異なる世界からの侵略者たちの襲撃を受けていたのだ。彼らから人類を守るために虫の眼を持つ者たちによって構成されたチーム・オルタナティブは戦いを挑む。日本の戦隊もの映画へのオマージュを込めて描き出す、青春冒険ミステリー。
著者紹介
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シリーズ名 | --- |
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発行年月 | 2023年11月 |
本体価格 | ¥1,900 |
サイズ・版型 | 四六判(127×188) |
ページ数 | 368ページ |
内カラーページ数 | --- |
ISBNコード | 9784834253788 |
ジャンル | 文芸・文庫 > その他 |
映像化・ メディアミックス実績 |
なし |