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イカロス出版 お気に入り

鉄道にまつわる怪異譚

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あらすじ

もっとも人が死ぬ様子を見ることが多い職業は医師か列車の運転士かもしれない……現場の職員がそう語るほど、鉄道では多くの人が亡くなっている。実際、鉄道にまつわる怪談話を誰もが一度は耳にしたことがあるだろう。
鉄道の駅やそこを発着する列車は連日、数多くの人間が利用している。その分、人間が持つ情念や恨みといった感情が蓄積しやすく、様々な怪異が誕生する要因になっているのかもしれない。
本書は怪談収集家である寺井広樹氏が、鉄道会社関係者や列車内、駅で恐怖を体験した方々から聴き取った、耳を疑うような三十三の怖い話を収録している。死者の強い怨念が理由となっていると思わしきものや、我々の常識では計り知れない理不尽なもの、そして恐怖よりも悲しさを強く感じさせるエピソードもある。
それらが現実に起きた出来事か語り部の見た幻覚かは定かではないが、実際に体験した方が存在するのは紛れもない事実である。

著者紹介

文筆家。1980年、神戸市出身。日野日出志とともに日野プロダクションを設立。文筆業のかたわら、地方創生事業に進出し、企画プロデュースした「お化け屋敷電車」「まずい棒」が話題に。

シリーズ名 ---
発行年月 2022年4月
本体価格 ¥1,600
サイズ・版型 四六判(127×188)
ページ数 192ページ
内カラーページ数 ---
ISBNコード 9784802211499
ジャンル 文芸・文庫 > その他
映像化・
メディアミックス実績
なし
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