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子育ても仕事もうまくいく 無理しすぎないスウェーデン人
あらすじ
働きにくさ、子育てのしにくさを感じる日本人が知っておきたいスウェーデン
「子育てと仕事を両立することなんて本当にできるの?」。そんな疑問に答えるヒントが、スウェーデンにあります。
今でこそ子育てしやすい国として知られるスウェーデンですが、実は30年前は子育てしながら働くための制度は整いつつあるものの「男性が働き、子育ては女性がするもの」という男女の性別分業が根深く残っていました。その姿は現在の日本と通じる部分があるかもしれません。
本書では、スウェーデンの社会が変革してきたプロセスや、現在のスウェーデン人の共働き子育てのスタイルについて、スウェーデンに25年にわたって暮らす日本人データサイエンティストが、自身の子育て経験も交えて解説。そこには、日本人が「無理しすぎず」共働き子育てをする手掛かりがちりばめています。
著者紹介
1978年、鳥取県米子市に生まれる。京都大学経済学部に在籍中の2000年、交換留学生としてスウェーデンにわたりウプサラ大学で学ぶ。その後、同国ヨンショーピン大学にて経済学修士号、ヨーテボリ大学にて博士号を取得。さらに、ストックホルム商科大学・欧州日本研究所においてポスドク研究員を務める。18年より、スウェーデンのAIコンサルティング企業Combient MIXにデータサイエンティストとして勤務(同社は後にフィンランドのSilo AIに買収され、さらに米国半導体大手AMDの傘下となる)。在職中は、スカンディナヴィア航空(SAS)やスウェーデンの大手民間銀行SEBにおいて、外部コンサルタントとしてAIモデルの開発および実用化に従事した。25年6月、SEBに移籍し、シニア・データサイエンティストとして現在に至る。スウェーデンで知り合った日本人のパートナーとともに共働きで2人の子どもを育てている。共著に『スウェーデン・パラドックス』(日本経済新聞出版)、訳書に『沈黙の海』(新評論)、『スウェーデンは放射能汚染からどう社会を守っているのか』(合同出版)がある。
| シリーズ名 | 日経ビジネス人文庫 |
|---|---|
| 発行年月 | 2025年9月 |
| 本体価格 | ¥1,800 |
| サイズ・版型 | 四六判(127×188) |
| ページ数 | 192ページ |
| 内カラーページ数 | --- |
| ISBNコード | 9784296208562 |
| ジャンル | 実用書 > 実用書全般 |
| 映像化・ メディアミックス実績 |
なし |




