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歩いてわかる 京の食文化
あらすじ
〈歩く・食べる・学ぶ――フィールドワークを通して京都の食文化を多角的に追究する一冊〉
〈俯瞰的な視点から京都の食が理解できる文化誌〉
ユネスコの無形文化遺産として世界が注目する「和食」のルーツともいうべき京都の食文化について、その歴史や成り立ちを知る〝道しるべ〟として、さまざまな角度と分野から紹介する一冊。料理や菓子のみならず、素材となる水や穀物、野菜、魚介、市場や商店街、老舗と新進気鋭のお店など、京都府立大学和食文化学科での授業や京都全域でのフィールドワークの中で知りえた情報をもとにして11章立てで構成しています。さらに京都と他地域との食文化の比較検証も試み、京都の食文化の特質を文化面・科学面の両側から探求。読者が京都を自ら歩き、その食文化を確かめることの手助けになる「フィールドワークの手引書」を意識した一冊です。
目次
第一章 京の水
第二章 季節の食
第三章 市場・商店街とお店
第四章 京の菓子
第五章 京の発酵食品
第六章 米・豆・小麦
第七章 京の魚
第八章 京の野菜
第九章 京の洋食・中華・コーヒー
第十章 京都と地域
第十一章 食の哲学
著者紹介
ふじのくに地球環境史ミュージアム館長、京都府立大学和食文化研究センター客員教授、京都市文化功労者。農学博士。1952年、和歌山県生まれ。1977年京都大学農学部農学科卒業、79年同大学院農学研究科農学専攻修士課程修了。1981年高知大学農学部助手、1983年国立遺伝学研究所研究員、1994年静岡大学農学部助教授。2003年総合地球環境学研究所教授、2008年副所長、2013年名誉教授、京都産業大学教授、大学共同利用機関法人人間文化研究機構理事、京都府立大学文学部和食文化学科特別専任教授を経て、現職。
| シリーズ名 | --- |
|---|---|
| 発行年月 | 2025年4月 |
| 本体価格 | ¥2,200 |
| サイズ・版型 | A5判(148×210) |
| ページ数 | 264ページ |
| 内カラーページ数 | --- |
| ISBNコード | 9784473046680 |
| ジャンル | 実用書 > その他 |
| 映像化・ メディアミックス実績 |
なし |




